こんにちは!ルームトリップです!
今回は、センスに頼らずにおしゃれな部屋ができるインテリア選びのコツを紹介します!
SNSや雑誌などのおしゃれな部屋を見ていると、そのインテリアに憧れるもので、自分の部屋も同じようにおしゃれにしたい!と思う事もあるのではないでしょうか?
ですが実際に試してみようとすると
と悩むことも多いのではないでしょうか?
インテリアで、よくある失敗事例は
・衝動買いをしたインテリアが合わない
・色がバラバラ
・サイズが合っていない
・なんとなくぼやっとした印象がする
・照明が明るすぎる
こんなところです。
皆さんの中でも、この中のいくつかの失敗は経験した人もいるのではないでしょうか?
この記事では、部屋のインテリアが、こんな状態にならないためによくある失敗事例と改善方法にについて、1つずつ詳しく解説していきます。
もし部屋のインテリアをどうするかで、悩んでいるのであれば、最後まで見て参考にしてもらえたらと思います。
この記事の動画版
POINT . 1 キービジュアルを決める
よくある失敗例として「テーマがチグハグ」「衝動買いした家具が合わない」という例をあげましたが
この問題はキービジュアルを選んでテーマを決めることで解決します。
どんなにいい家具や小物を選んでも、部屋のテーマが統一されていないと、ひとつひとついいものを選んでも、なんとなくチグハグで垢抜けない部屋に見えてしまいます。
なので、インテリア選びの最初のステップとして、まずテーマを決めましょう!
テーマは、たとえば「BOHOスタイル」 や
「インダストリアル・ヴィンテージスタイル」や
「アーバンモダンスタイル」など、なんでも大丈夫です!
またテーマを設定するのに、オススメの方法は目標にするインテリアの画像を探してキービジュアルに設定する方法です。
インテリアは家具や配色、照明など様々な要素が入り混じり組み合わさってできています。それらを選ぶための理論を全て自分で理解してインテリアを決めることはなかなか難しいことです。なので、これらの理論を取り入れたインテリアを参考にすることで、センスのいい空間を作りやすくなります。
ちなみに、そんなキービジュアルを探すのにオススメのサイトは、PINTERESTです。
大手の画像共有サイトで、有名なインテリアのデザイン事務所も、このサイトを使って参考画像を探していたりすることもあります。
できるだけ自分の部屋の状況に近い部屋の画像を探して家具選びの参考にしてみましょう!
インテリアに迷った時は、上級者から学ぶと勉強になります。
POINT . 2 色は黄金比率とキービジュアルを参考にする
よくある失敗例として「色がバラバラになってしまう」という例をあげましたが、
この問題はキービジュアルを設定して配色を参考にすることで解決します。
基本的には、いい部屋をみてそれをマネするのが、センスのいい部屋にする最短の方法です!
ただキービジュアルと同じ色を選んでもなんとなくイマイチということもあります。
例えば、この画像の配色は、白ベージュ、ブラウン、オレンジ、黄色の組み合わせですが、同じような配色を取り入れても右と左の画像で、印象が違い、右側は、イマイチな印象がします。
この原因として考えられる問題は配色の割合です。
インテリアにおけるカラーコーディネートの配色には黄金比率があり、その比率とは、ベースカラー70%、メインカラー25%、アクセントカラー5%です。
配色で一番面積の大きい「ベースカラー」は、室内では床・壁・天井などにあたり、このベースカラーの配色には白やベージュ、ライトグレーなどの明るい色を選ぶと、空間が広く見える効果があるので、基本的にはこれらの色を選ぶのがおすすめです。
次に大きな面積を占める色を「メインカラー」と呼び、インテリアの主役になる色で、カーテンや家具、ラグなどが該当することが多いです。インテリアの雰囲気を決める重要な色合いで、この「メインカラー」に薄い色を選ぶか濃い色を選ぶかで部屋の印象が大きく変わります。
最後は「アクセントカラー」です。インテリアに変化や遊びを与える色で、絵画やオブジェ、クッションなどが該当することが多いです。部屋の引き立て役となる色味なので、ベースカラーやメインカラーとのバランスを見てどんな色を選ぶか判断する必要があります。
これらの配色を決めるには、例えば、メインカラーにブラウンを選んでいる場合は、アクセントカラーにオレンジやライトブラウンなどの近似色を選んだり、
メインカラーにブルーを選んでいる場合は、アクセントカラーに反対色のイエローやオレンジを選んだり、メインカラーよりトーンの高い色や類似色、反対色などを選ぶと、まとめやすいです。
いろいろと配色のまとめ方について紹介しましたが、結局のところは、キービジュアルにそって配色を決めると間違いが少なくて済みます。
ただ色味だけを見て、配色の割合を計算しないと、せっかくいいインテリアを参考にしたのに、イマイチしっくりこないということもあります。
キービジュアルを参考にするときは、色の種類だけでなく、配色の割合まで確認しましょう。
POINT . 3 レイアウトを計画してサイズを測る
よくある失敗例として「サイズが合わない」という例を出しましたが
この問題は家具を買う前にレイアウトを計画してサイズを測ることで解決します。
部屋のサイズに合わない家具を選ぶと、そもそも部屋に置けなかったり、生活に必要な動線が取れなかったり、圧迫感を感じたりします。なので家具を購入する前に、部屋や家具、ドアなどの寸法を測っておきましょう!
また窓の前にソファや棚などを置く場合は、窓の寸法も重要です。インテリアのレイアウトを決めるには、間取り図で検証する方法や最近だとアプリでシュミレーションする方法があります。
アプリ操作が苦手な人には、平面図に家具の配置を描いて検証するのがオススメです。物件情報サイトや不動産屋でもらえる図面も大きくズレていることは少ないと思うので、その図面に家具や寸法を書き込んだり、あるいは、手書きでラフに間取りを描いて、その図面に家具や寸法を書き込んで、検証したりすることもできます。
このようにレイアウトを検証する方法はいくつかありますが、大切なのは、家具を買う前に全体像を想像することです。
家具は一度購入すると捨てるのも一苦労なので、よく考えて検討しましょう。
POINT . 4 フォーカルポイントをつくる
よくある失敗例として「なんとなくぼやっとした印象がする」という例を出しましたが
この問題は、フォーカルポイントを作ることで解決します!
インテリアの印象はドアを開けた時に何が見えるかで決まり、人は部屋に入った時に、無意識に一番遠いところを見ると言われています。
これは人の生まれ持った本能で、ここが安全かどうか、広さや状況を把握しているそうです。
なので部屋の入り口から一番遠い対角線に、視線がもっとも集まる見せ場を作ることで、ガラッと部屋の印象が変わります。
この視線がもっとも集まる見せ場のことを、インテリア用語では「フォーカルポイント」といいます。
「注視点」「目を引く点」を意味する用語で、インテリアを選ぶ上で重要なキーワードです。「フォーカルポイント」を作ることでメリハリが生まれ部屋もぐっと締まった印象になります。
すっきりした部屋が好きであまり物を置きたくないという方でも、フォーカルポイントに少しアクセントを入れることで、他のシンプルさを引き立ててくれます。
フォーカルポイントをつくるには、例えば観葉植物を飾ったり
壁に絵画を掛けたり
特徴的な椅子や鮮やかな色のカーテンを選ぶ方法があります。この時に重要なのが、目を惹くサイズ・色・柄など、存在感があるものを配置することです。
1つでは存在感を感じないものでも、1か所に集めることで目を惹きつけやすくなります。
POINT . 5 照明は多灯分散
よくある失敗例として「照明が明るすぎる」という例を出しましたが
この問題は、照明を多灯分散することで解決します!
部屋の照明は快適な生活を送るためにはかかせないものです。部屋の広さなどに合わせて照明を選ぶことも大切ですが、目的に応じて効果的な照明器具の組み合わせにすることで、よりリラックスできる空間を演出できたり、部屋の情報量をコントロールすることもできます。
部屋の照明というと、天井付の丸い照明などが定番ですが、一灯で部屋全体を照らすことができるこのアイテムは便利ではありますが、空間がのっぺりとした印象になりがちです。
まず全体照明が備え付けのシーリングライトであれば、ペンダントライトに変更しましょう。
例えば、ペンダントライトをダイニングエリアに配置する場合、ダイニングテーブルの真上に照明が来るように配置し、高さは立った時の頭の位置に調整すると、部屋全体に光が回り効果的です。
また雰囲気のあるインテリアづくりに大切なのは、照らしたい箇所や目的に合わせてあかりを点在させる「多灯分散」がポイントです
例えば、天井の照明に合わせて、フロアスタンドやテーブルライトなどを取り入れると、それぞれの照明が壁を照らして奥行のある部屋を演出することができます。
また他のエリアの照度を下げ、ディスプレイやテーブルの上などに照明を置くことによって、その周辺に視線が集中し、他の見せたくない部分には目線が行きづらい効果もあります。
また雰囲気のあるインテリアを作るために照明の色温度にもこだわりましょう。色温度は、製品に表示されているK <ケルビン>数によって変わり、この数値が低いほど赤みを帯びた温かみのある色合いになり、数値が高いほど青みを帯びた白色の光になります。
色温度には、様々な幅がありますが、市販されているものだと、電球色、昼白色、昼光色が一般的です。
それぞれの色温度の特性について
まず電球色は、オレンジ系で温かみのある光の色です。
落ち着いた雰囲気になり、料理をおいしく見せる効果もあるので、寝室などのリラックスしたい場所やダイニングエリアにもオススメです。
反対にあまり相性がよくないのは、作業をする自宅オフィスや書斎などのワークスペースです。ワークスペースには「昼光色」や「昼白色」を選ぶと、より集中しやすくなる効果があります。
次に昼白色は、太陽光に最も近いと言われている自然な光の色です。人間にとって最も慣れた自然な明るさなので、どんな部屋にも合わせやすい光です。
自然に近い色の光なので、化粧部屋、服を着替える部屋などに使うと、出かけたときに、部屋で見た印象と違う、ということが少なくて済みます。
そして昼光色とは、他の色に比べて白っぽく青みがった最も明るい色です。脳が活性化され、物事に集中しやすくなる効果があると言われています。なので、オフィスワークをするデスクや書斎などに最適です。
反対に相性がよくないのは、寝室などのリラックスしたい空間です。昼光色の光だと、細部まではっきり見えるため目が疲れやすくなります。
以上が色温度ごとの特徴でした。
それぞれの色温度ごとに特性があり、一長一短があるので、それぞれの特性にあった場所に、適切な色温度の電球を使うとより快適に過ごせるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、インテリア選びで押さえておくべき5つのポイントを紹介しました!
これから引越しをする方や家具の買い替えを考えている方は、よければ参考にしてみてください!