こんにちは!ルームトリップです!
今回は、アーバンモダンのインテリアについて話したいと思います!!
皆さんは、アーバンモダンのインテリアはご存知でしょうか?
アーバンには「都会の」という意味があり、アーバンモダンとは、シティホテルのラウンジのようなスタイリッシュなインテリアスタイルです。
ですが実践してみようとすると
と悩むことも多いのではないでしょうか?
今回はそんなアーバンモダンのインテリアの特徴を4つのポイントに分けて紹介します。
またそのポイントを踏まえた上で、アーバンモダンのインテリアレイアウトも紹介するので、よければ合わせてご覧ください!
この記事の動画版
アーバンモダンインテリアの素材
引用:Pinterest
まずアーバンモダンのインテリアに合う素材について
アーバンモダンのインテリアには、無機質で都会的な素材がよく合います。
例えば、この画像を例にすると、このインテリアで使われている素材はアイアンやガラスなどの無機質な素材とグレーのファブリックやブラウンのレザーを組み合わせています。
このように無機質な素材を使うことでクールな印象になり、レザーやファブリックを使った家具と組み合わせることで自然の暖かみも感じられます。
また、このインテリアでは使われていませんが、大理石やダークブラウンのウッドもアーバンモダン とは相性のいい素材です。ただ木材の家具は増やしすぎると都会的な印象で無くなるので、全体のバランスを見て部分的に木材の家具を取り入れましょう。
アーバンモダンインテリアの家具
次にアーバンモダンのインテリアに合う家具について
先ほどの素材の項目でも紹介しましたが、家具の場合でも、人工的な素材、メタルやガラスなどがよく合います。
またアーバンモダンスタイルに部屋をまとめる場合に合わせやすい家具ブランドというと
CASSINA、MINOTTI、B&B Italia、alflex、BoConceptなどがあります。
ただこれらのブランドは、かなり高価格帯の家具なので、アーバンモダンのインテリアにまとめたいけど、ある程度予算を抑えたい場合は、例えば身近なイケアの家具でも、家具を選べばアーバンモダンにスタイリングすることができます。
例えば、ソファやローテーブルとラグやスタンドライトに、STOCKHOLM ストックホルムシリーズの家具を選んで
スタンドライトに、ROXMO ロックスモー
パーソナルチェアに、BINGSTA ビングスタなどを組み合わせて、ディスプレイやクッションを飾るとアーバンモダンらしい家具の組み合わせになると思います。
アーバンモダンインテリアの配色
次に配色について
この画像を例にすると、この部屋のカラースキームは、壁のライトグレーと床のブラウンをベースカラーにベージュのラグとグレーのソファを組み合わせてホワイトのテーブルやブラウンのコンソールを配置、そしてそこに、ブラックやイエローをアクセントカラーとして取り入れています。
アーバンモダンの配色は、モノトーンカラーをベースにすると、都会的でスタイリッシュな雰囲気になります。またダークブラウンやネイビーなども相性のいい色で、モノトーンカラーだけだと味気ない印象になるところに、暖かみや鮮やかさをを出してくれます。またそこにビビットなイエローなどをアクセントとして取り入れると、他の色とコントラストがついて、スパイスの効いたインテリアになります。
アーバンモダンインテリア気をつけるポイント
アーバンモダンの素材や家具、配色について話しましたが、その他にも3つほど、アーバンモダンにインテリアをまとめる上で、気をつけるべきポイントがあります。
その3つのポイントとは
① 低めの家具を選ぶこと
② 家具は少なめに余裕を持っておくこと
③ 生活感を出さないこと
この3つです。
それでは順に解説していきます。
アーバンモダンは、低めの家具を選ぶ
アーバンモダンのインテリアは天井が高く、窓が大きい部屋を選ぶとらしさが出ます。
ただそういった条件の部屋は、見つけるのが難しかったり、見つけたとしても家賃が高額だったりするので、その条件を揃えるのは難しいと思います。
一般的な賃貸住宅でアーバンモダンのインテリアを目指す場合は、部屋に使う家具を低めにまとめると、天井が高く見える効果があるので、できるだけ置く家具を低めにまとめた方がらしさが出ます。
アーバンモダンは、家具は少なめに余裕を持っておく
部屋の家具を揃えるときに、たくさん収納家具を置きたいということはあると思いますが、アーバンモダンのインテリアをつくるという観点では、できるだけ置く家具を絞った方がいいと思います。
アーバンモダンは、生活感を出さない
また生活感が出てしまうと途端に、ホテルのラウンジのような雰囲気が崩れるので、見え方が雑然となるような、見える収納は避けて、基本的には隠す収納をメインにディスプレイとして飾るものだけが、表に出ている状態が好ましいです。
アーバンモダンレイアウト①
アーバンモダンインテリアのコツを踏まえた上で、インテリアのレイアウトを考えてみましたので紹介します。
部屋の間取り
部屋の間取りは 1LDKで、リビングダイニングの広さは、10畳、3.6M × 4.5Mで想定しています。
リビングエリア
まずはリビングエリアの家具について。
これらの家具を選ぶときに意識したのは、ダークカラーをベースに配色をまとめることと、余裕を持ってレイアウトすることと、そして家具を低めにまとめることです。使う家具を絞って、スッキリとまとめることでアーバンモダンらしいインテリアになります。
またダークカラーの配色の中に、空間のアクセントとしてビビットなイエローのパーソナルチェアを組み合わせています。
ただパーソナルチェアにだけイエローを取り入れると少し唐突な感じがしてしまうので、クッションにもイエローや他で使われているグレーなどを取り入れることで全体の統一感が出てきます。
アーバンモダンレイアウト①リビングエリアで使用した家具
- ソファ ・・・ STOCKHOLM 2017 ストックホルム 2017
- ラグ ・・・ STOCKHOLM 2017 ストックホルム 2017
- オットマン ・・・ STOCKHOLM 2017 ストックホルム 2017
- サイドテーブル ・・・ ÄSPERÖD エスペロード
- サイドテーブル ・・・ LÖVBACKEN ローヴバッケン
- サイドテーブル ・・・ GLADOM グラドム
- TVボード ・・・ STOCKHOLM ストックホルム
- フロアライト ・・・ ROXMO ロックスモー
- スタンドライト ・・・ STOCKHOLM 2017 ストックホルム 2017
- パーソナルチェア ・・・ BINGSTA ビングスタ
サイドテーブルをブラックフレームで揃えることで統一感が出て、空間が引き締まります。スタンドライトに選んだ ROXMO ロックスモーは、メタリックな照明器具で、ランプヘッドの角度を調節して、必要な場所に光を向けられます。そしてスタンドライトにも、フロアライトと同じシルバー系の照明で、STOCKHOLM 2017 ストックホルム 2017シリーズを選び、統一感を出しています。そして空間のアクセントとしてビビットなイエローのパーソナルチェアを組み合わせてみます。BINGSTA ビングスタは、丸みのあるアームレストとしっかりとした背もたれが特徴で、スタイリッシュでエレガントな印象がします。
ダイニングエリア
そしてダイニングエリア
ダイニングテーブルには、MÖRBYLÅNGA モールビロンガという、オーク材を染色したテーブルを選びました。天板には厚みがあり、テーブルトップが少し浮いたように見えます。ディティールを見ていくとコーナーが組み継ぎになっていて高級感のあるテーブルです。
この空間は全体的に、アイアンなどの無機質な家具を使っていますが、テーブルに木素材の家具を加えることで、部屋の中にほどよい暖かみが出てきます。
そしてダイニングチェアに選んだODGER オドゲルは、丸みのあるシートと背もたれが特徴のイスで、木のテーブルと組み合わせると無機質と温かみがる雰囲気が対比になって程よいバランスになります。
そして部屋のコーナーには、コレクションケースのFABRIKÖR ファブリコールを配置しました。部屋のコーナーは、ソファに座った時によく見えるため、ここにこだわることで、部屋全体の見栄えが変わります。ただもし収納家具が足らない場合は、この部分に背の高い収納家具をおいてもいいと思います。
アーバンモダンレイアウト①ダイニングエリアで使用した家具
- ダイニングテーブル ・・・ MÖRBYLÅNGA モールビロンガ
- ダイニングチェア ・・・ ODGER オドゲル
- ペンダントライト ・・・ STOCKHOLM ストックホルム
アーバンモダンインテリア②
部屋の間取り
今度は、もう少し予算を抑えて、もう一例考えていきます。
部屋は、リビングダイニングの短辺側に窓があるタイプで、リビングダイニングの広さは、先ほどと同じく、10畳、3.6M × 4.5Mの設定です。
リビングエリア
まずはリビングエリアの家具について
これらの家具を選ぶときに、気をつけたのは、モノトーンの配色でまとめることと、細身のフレームの家具でまとめることです。
この2つを意識することで、スタイリッシュさを感じる空間にすることができます。またモノトーンだけでまとめると、ストイックな雰囲気になるので、そこにイエローなどのビビットな色を加えると、グッと垢抜けた空間になります。
まずソファには、SÖDERHAMN ソーデルハムンを選びました。
SÖDERHAMNソーデルハムンは、奥行きのあるシートが特徴的なソファで、ゆったりとして座り心地がよく、座面が低いので部屋全体が広く見える効果があります。またモジュール式のソファなので、アームレストなどを組み合わせて、カウチソファにしたり、パーソナルソファとして使ったり、自分に合うソファにアレンジできます。
そしてラグには、NAUTRUP ナウトルプを選びました。
NAUTRUP ナウトルプは、70年代に人気があったラグからインスピレーションを得てデザインされたラグです。モノトーンカラーなので、ブラックやホワイトを基調とした空間に使うと、なだらかなグラデーションになり落ち着いた雰囲気になります。また毛足の長さも特徴の一つで、ウール100%なので、足元に触れた時の心地よさもあります。
そしてローテーブルには、VITTSJÖ ヴィットショーを選びました。
VITTSJÖ ヴィットショーは、ガラス天板とスチールフレームでできたローテーブルで、同じシリーズに、シェルフやデスクなどもあるので、シリーズを合わせると空間全体の雰囲気も合わせやすいと思います。
そしてTVボードには、bestå ベストーを選びました。
bestå ベストーは、自分の用途に合わせて、パーツを組み合わせて作れる収納家具で、イケアのホームページでシュミレーションすることができます。今回は、スタイリッシュな印象を出すために、ブラックカラーでまとめました。
そしてスタンドライトには、SKOTTORP スコットルプ / SKAFTET スカフテートを選びました。
これは、アーチ型のスタンドライトで空間のアクセントになります。
そしてアクセントチェアには、STRANDMON ストランドモンを選びました。
これは、1950年代に販売されていた人気の古いチェアを復活させたクラシックなデザインのパーソナルチェアで、このチェアを配置することで空間に重厚感が出ます。またハイバックなので、座ってみると包み込まれるような感じで、座り心地もとてもいいです。カラーバリエーションは、全部で6色あるので、空間の調和をとりたい場合は、グレーを選んだり、アクセントをつけてコントラストを強くしたい場合は、イエローを選んだりすることで、部屋の印象を変えることができます。
そしてサイドテーブルには、ÄSPERÖD エスペロードを選びました。
このサイドテーブルは、1つ目のレイアウトでも紹介しましたが、ブラックメタルのフレームとゴールドのパーツの組み合わせでできたサイドテーブルで、エレガントでスタイリッシュな雰囲気があり、部屋に深みと気品をプラスできます。
ダイニングエリア
そして、次にダイニングエリア。
ダイニングテーブルには、DOCKSTA ドクスタを選びました。
丸テーブルは、柔らかい印象があり、どの位置からでも座りやすいです。また円形のテーブルなので、テーブル周りの導線も確保しやすいと思います。
そしてダイニングチェアには、1つ目のレイアウトと同じを選びました。
そしてペンダントライトには、JAKOBSBYN ヤーコブスビン /JÄLLBY イェルビーを選びました。
これは、ガラスでできた照明で、空間にモダンな印象をプラスしてくれます。
そしてキャビネットには、bestå ベストーを選びました。
様々な組み合わせができる収納家具ですが、ここでは全体のバランスを考えてブラックを選びました。
アーバンモダンインテリア②完成
これで完成です。
これらの家具を選ぶときに、気をつけたのは、モノトーンの配色でまとめることと、細身のフレームの家具でまとめること、家具を低めにまとめることです。これらを意識することで、アーバンモダンらしい雰囲気にすることができます。
またもう少しスタイリッシュでクールなインテリアにしたい場合は、アクセントチェアにビビットな色を使ったり、ソファを革張りのものに変えたりするのもいいと思います。また壁紙をグレー系の色やブルー系の色に変えると、よりクールな雰囲気が増してきます。
ちなみにこの部屋に使ったアイテムを改めてまとめるとこんな感じになります。
アーバンモダンレイアウト①まとめ
以上がアーバンモダンにまとめたコーディネートでした。
このコーディネートでは、全体的にダークカラーの配色でまとめ、低めの家具で揃えました。こうすることで、クールでスタイリッシュなアーバンモダンらしい部屋になります。