リビングダイニングを広くする家具選びのコツ3選/部屋がスッキリと見えるリビングレイアウト/インテリアのコツ/

こんにちは!ルームトリップ です!
今回はリビングダイニングを広く見せるコツにいて話したいと思います!
ダイニングはくつろいで過ごす憩いの場で、自分の好みに合うセンスのいい雰囲気はもちろん、広々としてくつろげる雰囲気も欲しいところです。
とはいえ、一度引っ越した後だと部屋の広さや間取りはなかなか変えられないもので
なぜか部屋が狭く見えるなぁ…

と悩む方も多いのではないでしょうか?

そこで今回はリビングダイニングを広く見せるコツを紹介したいと思います!

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リビングダイニングを広く見せるコツ

 例えばこちらの部屋は部屋を広く見せるという観点で見たときの失敗例ですが
 配色にこだわったり
家具の高さ関係やレイアウトにこだわることで、同じ間取りでも部屋を広々と見せることができます。
今回はそんなリビングダイニングを広く見せるコツを3つのポイントに分けて話したいと思います。またその後に実際の家具を使ったシュミレーションも紹介するので、よければ合わせてご覧ください!
それでは行ってみましょう。

リビングダイニングを広く見せるコツ①入り口からの抜け感を作る

部屋に広々とした雰囲気を出すには抜け感を出すことが重要で、この抜け感を作るには、
入り口から見て、一番奥のコーナーまでの間に目線を遮る高さにものを置かないようにすること、床面を広く見せること、窓周りをスッキリさせることがポイントになります。
例えば、この部屋はコーナーへの目線を遮るように間仕切り棚を配置した例ですが、ダイニングとリビングをゾーン分けできるメリットはありますが、間仕切り棚が迫ってくるような雰囲気がして、先ほどのレイアウトと比べると抜け感がなく圧迫感を感じる空間になっています。
部屋を広く見せたい場合は、収納家具は壁際に寄せることがおすすめです。
こんな感じで壁際に収納棚を寄せるだけでも、床が広く見えて「抜け感」が出て、広さ感じる雰囲気に変わります。

ただどうしてもリビングとダイニングで空間を間仕切りたい場合は、視線を遮らないロータイプの収納やローソファを使うのがオススメです。

低めの家具で間仕切ると、圧迫感をある程度抑えながら空間を分けることができます。

また壁側に棚を寄せただけでも、だいぶ広さのある雰囲気に変わりましたが、このレイアウトだと、窓の前にダイニングテーブルがあるため、窓周りが少しスッキリしない印象になっています。

この印象を改善するには、リビングエリアとダイニングエリアを入れ替えるなどで、家具の配置を変えて、窓周りにものを置かないようにすると、スッキリして抜け感のある雰囲気になります。

背の高い家具について

ちなみに背の高い家具について
部屋を広く見せるという観点では、背の高い家具は圧迫感を感じるためできるだけ避けたほうがいいです。
ただどうしても背の高い家具を置きたい場合はレイアウトの工夫が必要です。レイアウトのポイントは、先ほど話した視点を遮らないように置くことに加えて、入り口から手前側の近くに置くことがポイントになります。
例えばこの部屋では背の高い家具お部屋の中で一番目立つコーナーに配置していますが、家具の存在感が強調され圧迫感がある空間になってしまっています。
反対にこんな感じで、背の高い家具を手前側に配置すると、入り口から背の高い家具が見えづらくなり、先ほどと比べると圧迫感を感じづらくなります。

ちなみに、この間取りで死角になるポイントをいうと、入り口からの視界はこんな感じになるので、この手前側のエリアや

入り口から隠れるこのエリアに置くと、死角になって家具の存在感が薄れます。

持ち物が多く、リビングダイニングにも収納家具を置きたい場合は、このエリアを有効活用するといいと思います。

ちなみに死角になるエリアは、部屋の間取りによって変わるので、家具のレイアウトを考える前に、自分の部屋でどこが見えづらいか確認するといいと思います。

リビングダイニングを広く見せるコツ①配色で目の錯覚を利用する

 インテリアの配色は、部屋の印象に深く関わっていて、どの色を選ぶかで部屋の広さの感じ方も大きく変わってきます。

例えばこの部屋は、部屋を広く見せるという観点で考えたときのよくない配色の例ですが、明度の低いダークカラーやレッドなどの膨張色でまとめた組み合わせで、圧迫感を感じる空間になっています。

部屋を広く見せるという観点でいうと、部屋の配色は暗い色より、明るい色がよく合います。

例えば床や壁の色明るい色に変えてみるとこんな感じになります。床をライトブラウン壁の一部とカーテンをホワイトに変えただけですが、それだけでも一気に解放感のある雰囲気になり部屋が広々と見えるようになります。

これらの明るい色は空間に広がりを持たせてくれるので、部屋の面積を大きく占める、床・壁・天井に使うベースカラーに取り入れると効果的です。

またさらに部屋を広く見せたい場合はラグやソファ、その他の家具にも明るい色を選ぶと、全体に統一感が出て部屋が広く見えます。
賃貸物件でも壁や天井はもともとホワイト系の色が使われていることが多いですが、床はダークカラーが使われていることもあるので、
その場合もラグやソファーに明るい色を選ぶと元々の暗い床面が隠れて、床を明るく見せることができるので部屋を広く見せるのに効果的です。

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ちなみに壁面が白系の場合、背の高い家具も白系を選ぶのがオススメです。

例えば、これは濃い色の収納家具を置いた例ですが、壁との明度の差が強く存在感を感じます。

この収納家具を壁と同系色のホワイトに変えると、こんな感じで壁と同化して存在感が薄くなり、圧迫感が軽減されるので、部屋が広く見える効果があります。

また背の高い収納家具を置いて部屋を開放的に見せるには、背板がないタイプの収納家具を選んだり、斜めの形状で、視線を遮りづらいタイプの収納を選ぶと部屋を広く見せるのに効果的です。

「進出色」と「後退色」を意識する

また部屋を広く見せるには、「進出色」と「後退色」を意識することもポイントになります。

「進出色」は、前に飛び出して見える主に暖色系の色で、

「後退色」は、後ろに下がって見える主に寒色系の色です。

この色の効果による目の錯覚を利用して、部屋に奥行きを出すことができます。

この効果をリビングダイニングで有効に使うには、部屋の一番奥が窓になっている間取りであれば、後退色のカーテンを選んで使ったり、壁の一面に、賃貸用の剥がせる壁紙などを使って色を変えてみると、その面が沈んで奥行きが増したように見えて、部屋の広さをより感じるようになります。

ただ暗い色は、使いすぎると圧迫感が出てくるので気をつけましょう。
例えばこれは、壁全面をダークカラーでまとめた例ですが、全体が暗くなって狭い印象になっています。後退色は、部屋の一部に使うのがポイントになります。

また反対に部屋の一番奥の面に、暖色系の進出色を選んだ場合、膨張して見えて実際の距離より手前に感じて圧迫感を感じます。

なので部屋を広く見せるという観点で言うと、できるだけ避けたほうがいい色です。

これらの暖色系の色を取り入れる場合は、広い面に取り入れるのではなく、アクセントとして、インテリアの一部に使うのに適しています。

ちなみにカーテンに関してのちょっとした小ネタですが、カーテンは、窓に合わせた高さから吊るすよりも天井付近から吊るすと、視線が上に向いて、天井が高く見えて、部屋が広く感じる効果があります。

賃貸物件や既存の住宅の場合は、カーテンレールの位置を変えるのが難しいですが、新築の場合は、カーテンレールの位置を検討してみてもよいかもしれません。

またカーテンを取り替えられるのであれば、ブラインドもオススメです。

リビングダイニングを広く見せるコツ③照明は多灯分散

照明を上手につかうことでも部屋を広くみせることができます。部屋を広く見せる照明のポイントは、多灯分散と部屋の角を照らすことです。

部屋に奥行きを出すのに、間接照明を取り入れられると理想的ですが、でき上がった部屋に、間接照明を後付けするのは、なかなか大変なことです。

賃貸住宅などのすでに完成された部屋に、後からでも取り入れやすい照明器具でいうと、フロアライトやクリップライト、デスクライトなどがあります。

例えばこの部屋は、その中のフロアライトをプラスした例ですが、シーリングライトの照明と合わせて、フロアライトの照明をプラスすることで、床、壁、天井など部屋のコーナーを照明で照らすように配置して陰影をつくると奥行感が生まれ、部屋を実際よりも広く見せることができます。

リビングダイニングを広く見せるレイアウト

以上がリビングダイニングを広く見せるコツでした。
ここからは部屋を広く見せる具体的なレイアウトを2つ紹介します。

  

1つは、家具の高さ関係やレイアウトに着目した「ロースタイル インテリア」で、もう1つは、配色に着目した「ホワイトインテリア」です。この2つを順番に紹介していきます。

シュミレーションの元にする部屋の間取りは 1LDKで、このリビングダイニングエリアのレイアウトを考えていきます。

リビングダイニングを広く見せるコツ

まずは家具を低くまとめた「ロースタイル インテリア」を紹介します。

シュミレーションの元にする部屋の間取りは 1LDKでリビングダイニングの広さは、10畳、3.6M × 4.5Mの想定です。

それではレイアウトと、ポイントとなる家具を、それぞれ紹介していきます。

リビングダイニングを広く見せるコツ①入り口からの抜け感を作る

まずはダイニングスペースから

ダイニングセットは無印良品の家具でまとめました。
ダイニングテーブルには、木製テーブル

引用: 無印良品 木製テーブル(引出付)

ダイニングチェアにはラウンドチェアを選びました。

引用: 無印良品 ラウンドチェア・オーク材

無印の家具は、シンプルで優しい雰囲気が特徴で、日本の住環境に合わせてデザインされているので、コンパクトな間取りにも合わせやすいです。

またこのレイアウトだと、テーブルの置き方は2通りあり、キッチンとテーブルを並列させたパターンと、キッチンに対して垂直に置いたパターンが考えられます。

この2つの中で、部屋を広く見せるという観点で言うと、キッチンとテーブルを並列させた置き方がオススメです。このテーブルの置き方だとテーブルの後ろのスペースが広く取れて、収納棚のアイテムを取るのも椅子とバッティングしません。

また入り口やキッチン側から見たときに垂直に置いた場合よりも、床が広く見えて開放感が出てきます。

ただこのレイアウトだと、テーブルで向かい合って座れなかったり、ダイニングチェアに座りながら、TVを見ることはできないので、それらのデメリットが気になる場合は、テーブルを垂直に配置するのもいいと思います。

このテーブルの置き方の場合は、2人が向かい合って座ることができて横幅を広く使うことができます。

また奥側に座れば、そのままテレビを見ることもできます。

 

そして収納棚には無印のスタッキングシェルフを選びました。

引用: 無印良品 スタッキングシェルフ

組み合わせによって様々な使い方ができる自由度の高いシェルフで、無印のHPで自分好みのスタッキングシェルフをシュミレーションすることができます。

自分の用途に合わせて、低い棚にしたり、背の高い棚にすることもできます。また引き出しやファイルボックスなどの付属品もシュミレーションすることができます。

画面の上部にシュミレーションしている家具の値段も出てくるので、自分に必要な収納を確保するのにいくらかかるか、購入前にイメージできて便利です。

背の高い家具について

次にリビングスペースについて

ソファには、IDEEのAO SOFAを選びました。

引用: 無印良品 AO SOFA(2)GRAY

コンパクトな背もたれや軽快に見える細い脚が特徴で、座面と背もたれが低いロースタイル に設計されているので、コンパクトな間取りに置いても部屋をスッキリと見せることができます。

またこれ以上に開放感を出したい場合は、ソファをやめてビーズクッションを選ぶ方法もあります。ビーズクッションだけにすると、床がより抜けて見えて部屋が広く見えます。

そしてTVボードには、スタッキングキャビネット・Aセットを選びました。

引用: 無印良品 スタッキングキャビネット・Aセット

シンプルなデザインのTVボードで、ガラス扉の中と木の収納で見せる収納と隠す収納を分けることができます。

ちなみに、このTVボードと相性のいい家具の組み合わせを考えてみたのですが、組み合わせて面白く使えると思ったのが、無印良品の木製ベンチです。

引用: 無印良品 木製ベンチ

このベンチとTVボードは、高さと奥行きが似通っているので横に並べて使ってもスッキリと収まります。

また、このベンチは汎用性が高い家具で、TVボードの横に並べて、ちょっとした台として使ったり、 ソファの横に置いてローテーブルがわりに使ったり、来客があるときは、ダイニングセットと組み合わせると本来の用途通りにベンチとして使うこともできて便利です。

そしてスタンドライトには、イケアのLAUTERS ラウテルスを選びました。

引用: イケア LAUTERS ラウテルス

木製ベースのナチュラルな雰囲気のスタンドライトで、高さを調節することができて、壁や床を照らして奥行きを演出することができます。

以上が「ロースタイル インテリア」でした。

このインテリアで意識したのは、家具を低めにまとめることと動線を広く取り、部屋の真ん中にスペースをつくることです。空きスペースを上手につかって目線の抜けを生み出すことで、広々とした雰囲気を演出できます。

リビングダイニングを広く見せるコツ①配色で目の錯覚を利用する

この部屋に使ったアイテムをリストでまとめてみました。気になったアイテムを探してみてください!


壁が白系の場合、背の高い家具も白系を選ぶと効果的

次に白系の配色でまとめた「ホワイトインテリア」を紹介します。
こちらの場合も部屋の間取りは 1LDKでリビングダイニングの広さは、10畳、3.6M × 4.5Mの想定です。
それではレイアウトと、ポイントとなる家具を、それぞれ紹介していきます。

「進出色」と「後退色」を意識する

まずはダイニングスペースから

ダイニングテーブルには、LANEBERG レインベリを選んで、ダイニングチェアには、EKEDALEN エーケダーレンを選び組み合わせました。LANEBERG レインベリは伸長式のテーブルで、テーブルトップの下に収納された天板をプラスするとテーブルのサイズを広げることができます。なので、部屋の動線を広く取りたい場合は、テーブルの幅を狭くして、テーブルの幅を広く取りたい場合は幅を広くするなど使い分けができます。

引用:イケア  LANEBERG レインベリ / EKEDALEN エーケダーレン

 

そして収納棚にはイケアのBILLY ビリーを選びました。

BILLY ビリーは、サイズやカラーのバリエーションが豊富な収納家具で、アクセントとして濃い色を選んだり、用途に合わせて、前面に取り付ける扉を変えたり、開放感を出すために低めにしたり、自分の好みに合わせて、棚をカスタムすることができます。

引用:イケア  BILLY ビリー

リビングダイニングを広く見せるコツ③照明は多灯分散

次にリビングスペースについて
ソファには、SÖDERHAMN ソーデルハムンを選びました。

引用:イケア  SÖDERHAMN ソーデルハムン

SÖDERHAMN ソーデルハムンは、シートの奥行きが深く、シートハイの低いローソファで、いくつかのカラーバリエーションがありますが、明るい色を選ぶと部屋を広く見せることができます。

そしてローテーブルには、KRAGSTA クラーグスタを選びました。

引用:イケア  KRAGSTA クラーグスタ

KRAGSTA/クラーグスタは、優雅さを感じる形が特徴の円形テーブルで癖が少ないので他の家具とも組み合わせやすいです。

カラーは、ブラック、ダークブルーグリーン、ライトベージュ、ホワイトの4色で、この部屋では、カーテンと色を合わせて、ダークブルーグリーンを選びました。カーテンだけに濃い色を使うと、そこだけ唐突で浮いた印象に見えることもありますが、ローテーブルとクッションに同系色を取り入れて、色をリンクさせることで調和して見えます。

そしてTVボードには、HAUGA ハウガを選びました。

引用:イケア  HAUGA ハウガ

様式的な雰囲気と現代的でモダンなデザインが融合したTVボードで、トラディショナルなインテリアでも、現代的なインテリアでも、どちらでも組み合わせやすいです。またホワイトを選んだので、壁と調和して存在感が薄くなり、部屋を広く見せる効果も期待できます。

そしてラグにはRODELUND ローデルンドを選びました。

引用:イケア  RODELUND ローデルンド

ラフにペイントしたようなデザインで、明るい色なので部屋に開放感を出すのに効果的です。

元々の床がダークカラーだった場合も、かなり面積の広いラグなので、このラグを置くことで明るい印象に変えることができます。

そしてスタンドライトには、RANARP ラーナルプを選びました。

引用:イケア  RANARP ラーナルプ

RANARP ラーナルプは、スチール製のシンプルなスタンドライトで、読書灯として手元を照らしたり、ヘッドを壁に向けて、間接照明的に部屋を照らして、ムードのある雰囲気をつくることもできます。

ちなみに部屋に奥行きを出すための、ちょっとした小ネタですが、部屋の奥に絵画やソファなど、目を引くものが置いてあると自然とそこに目線が集まり、空間に奥行きを感じると言われています。

この目線が集まるところをインテリア用語ではフォーカルポイントと言いますが、この部屋では、部屋の奥に絵画を飾り、ソファと組み合わせることでフォーカルポイントをつくり目線の先が広がるようにしています。フォーカルポイントは、家具を買い揃えた後からでもレイアウトによってつくることができるので、気になる方は試してみるといいと思います。

以上が白系の配色でまとめた「ホワイトインテリア」でした。

このインテリアで意識したのは、部屋が広く見える明るい配色でまとめることと、部屋に奥行きが出る後退色を取り入れることです。

リビングダイニングを広く見せるレイアウト

この部屋に使ったアイテムをリストでまとめてみました。気になったアイテムを探してみてください!

レイアウト①家具の高さ関係やレイアウトに着目した「ロースタイル インテリア」

いかがでしたでしょうか?

リビングダイニングで快適に過ごすためには、おしゃれな雰囲気もそうですが、広々とした開放的な雰囲気も重要です!

今回紹介したコツは、この3つですが

① 入り口からの抜け感をつくる
② 配色で目の錯覚を利用する
③ 照明は多灯分散

この3つを押えるだけでも、だいぶ部屋の雰囲気が変わるので、気になった方は、ぜひ試してみてください!

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