最近では、在宅ワークやリモートワークをする人も増え、自宅にホームオフィスのスペースをつくった人も多いと思います。
ですがいざデスクを選ぼうとすると
と悩むことも多いのではないでしょうか?
先日IKEA新三郷に伺いましたので、その時に見た家具の中から、オススメのデスクを5つピックアップして、そのデスクや特徴や使い勝手などを紹介したいと思います!
※記事内の写真に値段の表記がありますが、イケアの商品は全て税込み表記です。
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①KULLABERG クッラベリ
引用:イケア
まずKULLABERG クッラベリシリーズのデスク。
このデスクは110cm x 70 cmのワンサイズで、ノートパソコンなどで作業するためのデスクとしては、奥行きも幅も広くて快適なのではないかと思います。
ちなみにこのデスクの上に、デスクで使うものをシュミレーションしていくとこんな感じになります。奥行きも幅も広いので、パソコン作業をしながら資料を見たり、ダイニングテーブル代わりに食事をするのも余裕を持ってできそうです。
デスクの素材について、天板は明るめの木材で手触りもかなり滑らかです。イケアのカタログスペックで見てみると、パインの無垢材と突き板の組み合わせみたいです。パイン材は、日本で言うところの松の木で、ホームセンターとかでもよく見かける木材ですパインは、分類としては針葉樹で、ソフトウッドと呼ばれることもあって木材としては柔らかい部類に入るので、傷とかは気をつけたほうがいいかもしれません。
足は細身のブラックフレームで、インダストリアルな雰囲気になっています。素材は、イケアのカタログスペックを見ると、足はポリプロピレンプラスチックでできているようです。
離れて見た時のシルエットがすごくいいので、スタイリッシュな空間に置いた時にしっくりきそうです
ちなみに、このKULLABERG クッラベリには、配線の開口や収納スペースがついていないので、パソコンなど配線が必要な器具を使う場合は、横に出すか後ろから通すかになりそうです。また収納については、このデスクには備え付けの収納やコンビネーション商品はないようなので、収納が必要な場合は他の収納家具と組み合わせる必要があります。イケアの中で、このデスクと合わせやすい収納家具を探してみたのですが、デスクの足と色を揃えて、ブラックフレームの家具を選ぶと組み合わせやすいと思います。
引用:イケア
デスク下に収納を置くのであれば、HELMER ヘルメルのブラックなどが合わせた時にしっくりきやすいと思います。KULLABERG クッラベリのデスクは、木材の天板とブラックフレームの組み合わせですが、デスク下に収納家具を置く場合は、天板の色に合わせるよりもデスクの足と同じ色を選ぶことで、足と収納家具がまとまりで見えて空間に馴染んで見えます。
引用:イケア
ちなみに椅子は、同じKULLABERG クッラベリシリーズにスツールや背もたれありの椅子があるので、椅子選びに迷ったときは、このどちらかを選ぶと間違い無いです。
引用:イケア
KULLABERG クッラベリシリーズのデスクの特徴はこんなところです。
このデスクに合わせやすいスタイルでいうと、ブラックの足を使ったデスクでスタイリッシュな印象がするので、インダストリアルやヴィンテージスタイルのインテリアでまとめた空間に合わせやすいと思います。パソコンデスクというと、いかにもオフィスっぽい無機質なものが多いですが、このKULLABERG クッラベリは、デザイン性を重視したデスクだと思うので、上手に使えば部屋のインテリアの一部として機能すると思います。またデスクの天板サイズが 110cm x 70 cmと広さがあるので、ダイニングテーブルとデスクを兼用するときなどに使いやすいデスクだと思います。
②MICKE ミッケ
このMICKE ミッケは、 配線を収納がついていたりコンビネーション商品が充実していて、イケアのデスクの中でも機能性や汎用性がかなり高いのではないかと思ってます。
このMICKE ミッケシリーズのサイズについて、デスクの高さと奥行きはワンサイズで、高さは75cmで、奥行きは50cmです。
そして幅は3種類で、この幅が105cmのタイプの他には
幅が73cmのタイプと幅が142cmのタイプがあります。
引用:イケア
あとは、変則的なコーナータイプもあって、このタイプは、全体の幅と奥行きがともに100cmです。
ちなみにデスクのカラーバリエーションはサイズごとに違うようですが、1番バリエーションが多いのが幅105cmのタイプで、全部で8種類あります。
ちなみに、この幅105cmタイプに、デスクで使うものを置いてみるとこんな感じになります。同時にいろいろなものを置くと使いづらくはなりそうですが、片付けながら使えば、パソコン作業をするにも十分なサイズだと思います。また幅が足りない場合はコンビネーション商品を組み合わせると横幅が広がってスペースを広々と使えると思います。
あとこのミッケMICKEシリーズのデスクの特徴というか長所なのですが、デスクとして使う時に欲しい機能がかなり充実しています。特にこの幅105cmのタイプは、引き出しの他にも、開き戸つきの収納ユニットがついていたり、後から追加できる上部の追加ユニットも収納量が充実しているので、このシリーズの中でも1番使いやすいのかなと思います。
引き出しはスライドレールがついていて動きが滑らかです。イケアのデスクの引き出しは、ほとんどがスライドレール付きでしたが、ものによっては、引き出しにレールがついていないタイプもあるので確認しておくといいと思います。
開き扉の中には、可動棚がついていて、ダボの位置を変えることで高さを調節できそうです。
天板の奥に配線開口がついていて、コードなどをすっきりまとめられます。
このMICKE ミッケシリーズには、コンビネーション商品が充実していて、同じシリーズに、サイドワゴンやデスクの上に設置する追加の収納ユニットなどがあります。これを追加することで、収納量を増やせたり、作業スペースを広げることができます。もちろんコンビネーション商品じゃなかったとしても組み合わせることは可能ですが、あらかじめコンビネーション商品として、作られた家具を選ぶメリットは、サイズがぴったり合うことと、素材やデザインもマッチすることです。コンビネーション商品がない場合でも、あらかじめ自分の中で組み合わせられそうな家具をピックアップしておくとあとで追加で収納が欲しくなった場合に困らないと思います。
ちなみに上部の追加ユニットの背面は、マグネット式のホワイトボードになっていてマグネットを取り付けたり外せたりします。
引用:イケア
MICKE ミッケシリーズのデスクの特徴はこんなところです。このデスクは、シンプルなデザインなので、シンプルモダンをはじめ、様々なテイストの部屋に合わせやすいと思います。特にホワイトのデスクを選んで壁際に置くと、白系の壁なら壁に同化して見えるので、 部屋に異なるテイストの家具があったとしても違和感を感じづらいと思います。
イケアの店内でもこのデスクを使ったインテリアのコーディネートがいくつかありましたが、学習机のような使い方でコーディネートしている例も多かったです。天板の開口からに配線を収納できたり、組み合わせの商品が充実していたり、コスパがよくかなり多機能なデスクなので、大人用のパソコンデスクとして使っても使いやすいと思います。
③BEKANT ベカント
引用:イケア
BEKANT ベカント シリーズのデスクは、2本足でオフィスでも使われていそうなつくりで、しっかりとしたサイズがあるので、家の中でも集中して作業したい人にオススメです。
このデスクは天板の高さを調節できるのが特徴で、電動タイプであれば、最小で65cmの高さから最大で125cmの高さで調節できて、手動タイプであれば、最小で65cmの高さから最大で85cmの高さの間で調節できるようです。
デスクの奥行きは 、基本的に60cmと80cmの2タイプで、
他にもL字型の天板があって、それはデスクの天板全体で奥行きが110cmのようです。
また、このデスクのカラーバリエーションは、天板はブラックかホワイト、もしくはホワイトステインオークの3色で足はホワイトとブラックの2色です。
ちなみに、デスクに置くものをシュミレーションしてみるとこんな感じになります。L字型などのワイドなタイプを選ぶと、かなりの広さがあるのでデスクトップを置いたとしても、他のものを置くスペースも十分にあります。
天板の裏に配線をまとめるスペースがあるので、デスク上が配線でわい雑にならなくて済みます。
このBEKANT ベカントシリーズのコンビネーション商品はいくつかあって
高さが61cmで、デスクの下に置いて使えるコンパクトな収納や
高さが101cmで、書類をまとめるちょっとした棚として使えるタイプ
引用:イケア
高さが134cmのしっかりした大きさで、パーテーションがわりに使えるタイプもあります。高さ134cmのタイプは、しっかりした収納量があって、イケアの収納アイテムと組み合わせて使うとかなり使いやすそうです。ちなみにカタログスペックで見てみると、これらの家具のサイドパネルがスチールでできているので、マグネットとかを取り付けられて便利なのではないかと思います。パンチングメタルみたいに穴が空いているので、S字フックとかも引っ掛けて使えそうです。
引用:イケア
BEKANT ベカントシリーズのデスクの特徴はこんなところです。
奥行きが80cmのものがあって、広い作業スペースが確保できるので、デスクトップを置いたり、書類を置いたり、家の中でも集中して作業したい人にオススメです。ただこのデスクを置くとオフィスっぽさが出てくるので、インテリアのテイストを部屋全体で合わせていて、それを壊したくない場合は他のデザインテイストが合うデスクを選んだほうがいいかもしれません。
④LISABO リーサボー
引用:イケア
このLISABO リーサボーシリーズのデスクです。
このデスクは 幅118cm x 奥行き45 cm のワンサイズです
このサイズのデスクに、デスクに置くものをシュミレーションしてみるとこんな感じになります。
奥行きは浅めですが、ある程度の幅があるので、ちょっとした書き物やコンパクトなノートパソコンを使って作業をするのであれば、十分なのではないかと思います。また食事をするのに1人が必要とするスペースは、幅が60cmで奥行き35cmから40cmといわれています。なので1人暮らしだったら、ダイニングテーブル代わりに使うにも十分なサイズだと思います。
このLISABO リーサボーには、敗戦の開口や収納スペースはないので、パソコンや照明などの配線が必要な器具を使う場合は、横に出すか後ろから通すかになりそうです。天板に引き出しがついていて、ちょっとした書類をしまうことができそうです。
あとは、このLISABO リーサボーの素材ですが、カタログスペックで見てみるとテーブルの表面がアッシュ材の突き板で、バーチ無垢材のようです。触ってみると滑らかな手触りで、温かい雰囲気がします。この LISABO リーサボー に、決まったコンビネーション商品はないようですが、収納家具を使うなら、白系や同系色の木材を使ったタイプが合わせやすいと思います
引用:イケア
LISABO リーサボーシリーズのデスクの特徴はこんなところです。
この LISABO リーサボー に合わせやすいスタイルでいうと、このデスクは、ナチュラルカラーの木素材で、少し現代的な形をしているので明るいナチュラルモダンのインテリアなどに合わせやすいと思います。このLISABO リーサボーは、機能性を最小限に抑えた、コンパクトなサイズのデスクなので、このデスクでがっつり作業をすると言うよりは、ちょっとした書き物をするような場合にオススメのデスクです。
⑤CUSTOM DESK カスタムデスク
引用:イケア
次にカスタムタイプのデスクを見ていきます。
天板や脚を自分の好きなように組み合わせて作れるシリーズのデスクで、IKEA新三郷の店内では、天板や足がパーツごとに置いてありました。LINNMONリンモン や LAGKAPTENラグカプテン などの天板とADILS オディリス や MITTBACK ミットバック などの足とALEX アレクスなどの収納と組み合わせて自分の好きなデスクを作れます。
これらのタイプのデスクは、イケアのホームページでデスクプランナーを開くと自分の好きなデスクをシュミレーションすることができます。
IKEA新三郷の店内では、天板や足を組み合わせた状態のデスクが、何パターンか置いてあったので、どんな風に組み合わせたらいいか迷った時に参考になりると思います。
直接見たり触ってみると、自分にどのタイプが合うのかイメージがつきやすいと思います。
このタイプのデスクを選ぶ場合は、自宅でシュミレーションして、その上で、実際にお店でも直接パーツを見てみるとデスク選びに間違いが少ないと思います。
引用:イケア
カスタムタイプのデスクの特徴はこんなところです。このタイプのデスクは様々な組み合わせが選べますが、基本的にはシンプルなデザインが多いので、シンプルモダンな部屋に合わせやすいと思います。
またホワイトを選んで、壁際に置くと部屋に馴染んで見えるので、シンプルな白を選んで部屋に溶け込ませるのもありだと思います。
また様々な組み合わせができるデスクなので、他のデスクだとサイズが合わないとか、素材がしっくりこないなどで、しっくりくるデスクが見つからない場合にこのカスタムデスクはオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はイケアの中でオススメのデスクを紹介しました。イケアには、機能性重視だったり、デザイン重視だったり様々なタイプのデスクがあります。
人によってデスクで何を重視するかは、違ってくると思うので、ぜひ自分の用途にあったデスクを探してみてください。