壁付キッチンLDKのレイアウト術!長方形で両側面に和室がある場合の対処法

こんにちは!ルームトリップ です!
今回は壁付キッチン型のLDKのレイアウトを紹介したいと思います!

LDKは家の中でも過ごす時間が長く、間取りや家具の配置によって居心地のよさや動線が変わってきます。

このLDKの中でも食事をつくるキッチンは暮らしに欠かせないものです。

ちなみにそのキッチンの種類は、いくつかありますが賃貸住宅では「対面キッチン」と「壁付けキッチン」この2つのタイプが多く

この中でも「壁付けキッチン」タイプのLDKは、カウンターがないため面積効率がよかったり、築年数が比較的古いものが多いため、家賃的にもリーズナブルなものが多いというメリットがありますが、

おしゃれなインテリアの情報が少なかったり、収納家具の置き場がむすかしい…

と悩むこともあると思います。

そこで今回は、この「壁付けキッチン」タイプのLDKにフォーカスしてレイアウトを考えていきたいと思います。

この記事でわかること

  1. 実際によくある間取りを例にした壁付けキッチンLDKのレイアウト
  2. 壁付けキッチンLDKのレイアウトのコツ
  3. レイアウトで使用したアイテム【リンク付き】

このレイアウトを紹介した動画

前提とした間取り

次に12帖の長方形で両側面に和室がついているタイプについて

今回ベースにするのは、こんな間取りで、LDKの広さは、12畳、5.4M × 3.6Mの想定です。

このタイプのLDKは12帖なので、ある程度の広さはあるのですがキッチンや入口と和室の扉や窓があり、そこへの動線を空けておく必要があるので、実際に家具を置ける範囲はある程度限られてきます。

レイアウト&コーディネートのポイント

このレイアウトの特に大きなポイントは、リビングやダイニングで過ごすときに、キッチンをあまり意識しないで済むように、キッチンに対して背を向けるように座席を配置したこととTVボードとシェルフとデスクが一体になった家具を選んだことです。

このレイアウトは、キッチンをあまり見せたくない場合に効果的です。

またリビングダイニングからはあまりキッチンを意識しないようになりますが、キッチンでつくった料理をそのままサーブしやすいよさもあります。

家具のテイストとしては、ナチュラルモダンを目指して明るいライトブラウンのウッドやグレー系のファブリックの家具をつかってコーディネートしています。

家具を配置した場合の平面図

これらの前提を踏まえて、こんな感じで家具のレイアウトと動線計画を考えてみました。

ゾーニングは、オレンジの部分をキッチンエリア、グリーンの部分をダイニングエリア、ブルーの部分をリビング兼ワーキングエリアとしてゾーン分けしました。

レイアウト&コーディネートアイデア

このレイアウトのポイントになるシェルフには、無印良品のステンレスユニットシェルフを選び、デスクチェアには、無印良品のワーキングチェアを選び合わせました。

壁面収納には、他にも様々なタイプがありますが、このユニットシェルフのよさは、組み合わせできるパーツが多く、様々な用途で使えることです。

ちなみに自分にあったユニットシェルフの組み合わせをイメージするのに便利なのが無印のHPにある、ユニットシェルフの組み合わせシミュレーターです。

引用:無印良品

このシュミレーターの中に、様々なパーツがあるので、そのパーツを使って、自分にあった用途に組み合わせることができます。

無印の付属品を使うと、クローゼットや本棚、デスクやTVボードなど、選ぶパーツによって、様々な家具の役割を担うことができます。

ちなみに壁面いっぱいの棚を置く場合、明るい色を選ぶのがオススメです。

暗い色の家具は存在感があるため、狭い空間にたくさん置くと圧迫感のある印象になってしまいます。

また背面パネルがないものを選ぶとより空間が抜けて軽快な印象になります。

そしてキッチンとダイニングエリアについて

キッチンの収納家具には、先ほど選んだシェルフと同じ、無印良品のステンレスユニットシェルフを選びデザインを合わせました。

パーツの組み合わせによって、電子レンジなどの家電を置いたり、食器棚としての機能をつけたり、大きめのゴミ箱を置くこともできます。

ダイニングテーブルは、イケアの家具でテーブルトップと脚をそれぞれ選んで組み合わせるタイプを選び、ダイニングチェアにはVEDBO ヴェードボーを選び組み合わせました。

このテーブルは、ANFALLARE アンファラレ と HILVER ヒルヴェルを組み合わせたものですが、奥行きが65cmと浅めなので動線が広く取れない場合に便利です。

また足と天板を別々に選んで組み合わせられるので、部屋のテイストや自分の好みに合わせてテーブルをつくれるよさもあります。

そしてリビングエリアの家具について

オットマンにはGAMLEHULT ガムレフルト、ラグにはLINDELSE リンデルセ、ソファにはSÖDERHAMN ソーデルハムンを選び組み合わせました。

SÖDERHAMN ソーデルハムンは、シートの奥行きが深く、シートハイの低いローソファで、奥行きがあるのであぐらをかいてくつろぐことができて、座面が低いので部屋が広く見えやすいです。

ちなみに他のソファを選ぶ場合でも、ソファ選びで特に気にすべきなのは、ソファの幅と高さです。ソファの高さは、ダイニングエリアからの目線を遮らないように80cm以下が好ましく、

ソファの幅については、この間取りでは、和室にアクセスするための動線を確保する必要があり、動線は一般的に、1人で通る場合は、約60cm前後のスペースが必要で、2人ですれ違うことが多い場合は、約90cmから120cmほどのスペースが必要と言われています。

この間取りでは、全体が360cmの想定なので、2人がすれ違う想定として、最低でも90cm動線のスペースがあった方が使い勝手がいいと思うので、ソファの幅は180cm以下が好ましいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

以上が12帖の長方形で、側面に和室がついているタイプのLDKのレイアウトでした。このタイプはある程度の広さはありますが、扉や窓が多いので、レイアウトに工夫が必要です。

ぜひ自分のライフスタイルにあったレイアウトやコーディネートを見つけて、インテリア選びを楽しんでください!

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