部屋がダサくなるNG例6選/やってしまいがちな落とし穴/インテリアのコツ

こんにちは!ルームトリップ です!
今回は部屋がダサくなる、やってしまいがちなNG例を紹介したいと思います!

部屋のインテリアは、高級な家具を揃えるのではなくても、センスのいい雰囲気にしたいもので、少なくとも家に人を招いた時に「ダサい」と言われる部屋は、できるだけ避けたいものだと思います。

ですが引っ越しをするたびに、家具を買い足していくと、知らず知らずのうちに、

なぜか部屋がダサくなってしまう…

と部屋がダサくなる罠にはまってしまうこともあるものです。

今回は、そんな部屋がダサくなる誰でも陥りがちな罠とその改善方法を紹介したいと思います!

この記事の動画版

ダサい部屋とは

まず、ダサい部屋とは、どんな部屋か考えたいと思いますが

例えばこれは、部屋がダサくなるポイントをふんだんに盛り込んで、シュミレーションした例ですが、この部屋がダサく見える特徴や原因をざっくり言うと

インテリアの素材感、色合い、テイストがバラバラなことです

これらに統一感がないと、ひとつひとつはいい家具だとしても、ごちゃごちゃして、ダサい雰囲気になってしまいます。

これらの部屋がダサくなってしまう原因と改善方法について、6つのチェックポイントに分けて深掘りして話したいと思います!

もちろんインテリアは、個人の好みにもよるものなので、今のインテリアが気に入っている方は、それでいいと思いますが、現状の自分の部屋のインテリアが、なんとなくしっくりこない方は、どこかに当てはまるポイントはないかチェックしてみてください!

またインテリア選びに慣れている方も家具を買う前にチェックする備忘録として見ていただけたらと思います!

① 色数が多くてバラバラ

部屋がダサくなるよくある失敗の1つ目は、

家具に使う色数が多くてバラバラなことです

これはよくやりがちな代表的な失敗例で、昔から使っていた家具を新居でも取り入れた場合に起きてしまいがちです。

この部屋は全体の基準になる色を決めずに家具を盛り込んだ例ですが

ある程度レイアウトを整えたとしても

ダークブラウンのダイニングテーブルにミドルブラウンのシェルフ、グリーンのソファに、ブルーのラグなど、部屋の中に使っている色数が多く、

ひとつひとつが魅力がある家具だったとしても、家具の色やテイストに統一感がなくイマイチな空間になってしまっています。

これを改善するには、部屋にある色を、3色から5色程度に絞っていくと、まとまりのある部屋になります。

例えば、この部屋は、壁のホワイトと床のライトブラウンをベースカラーに、グレーをメインカラーに選んで、アクセントにイエローを取り入れた配色ですが、全体を5色以下に絞ったのでだいぶまとまった印象になっています。

ちなみに木材の家具を選ぶ場合は、木部の色の違いにも気をつけてできるだけ同系色を選んだ方がまとまりやすいです。

例えばこの部屋は、家具をライトブラウンで統一しているのでまとまりを感じますが、家具の木部の色が何種類か混じっていると、バラつきのある印象になってしまいます。

アンダートーンを合わせたり、素材を切り替えたりと木部の違いがあったとしても空間に馴染ませるテクニックはありますが基本的には、同系色の木種を選ぶといいと思います。

ちなみに木部の色が違う場合のテクニックは、こちらの動画でも紹介しているので気になる方はご覧ください。

 

そして木部の色を空間に調和させるには、床に合わせる方法や壁に合わせる方法扉などの建具に合わせる方法があります。

日本の住宅は、扉や床に木を使っているところが多いので、家具の木部の色も、その床や建具の色と合わせるとまとまって見えやすく、フローリングと色を合わせると、こんな感じで安定感のある空間になります。

また空間を広く見せたい場合は、壁に色を合わせる方法をとり、壁に面している家具だけ、壁色に合わせた色を選ぶと効果的です。

こんな感じで、背の高い収納棚とTVボードをホワイトに変えてみましたが、家具が白系の壁と馴染んで存在感がなくなり、広がりを感じる空間になります。なのでコンパクトな間取りでできるだけ圧迫感を軽減したい人にオススメの配色です。

またドアなどの建具が、特徴的な色であれば、その建具と色を合わせて家具を選ぶことでも部屋に馴染ませることができます。

例えば明るいライトブラウンの扉であれば、家具にもライトブラウンを選んだり

ホワイトの建具であれば、家具にもホワイトを選んだり

ダークブラウンの建具であれば、家具にもダークブラウンを選んだり、同系色でまとめると安定感のある空間になります。

こんな感じで、いろいろと話しましたが、どの色の選び方をする場合でも大切なのは色をリンクさせることと色数を絞ることです。

全体の配色を調和させることで整った印象の部屋にすることができます。

② 部屋のテーマが決まっていない

部屋がダサくなるよくある失敗の2つ目は

部屋のテーマが決まってなくて中途半端なことです

例えば、この部屋はテーマを決めずに家具やディスプレイを盛り込んだ例ですが、ソファにちゃぶ台、アンティークのチェストに掛け軸など、テーマがないので家具にまとまりがなくチグハグなインテリアになっています。

また反対にテーマが統一された部屋の例でいうと

BOHOスタイルでまとめた部屋

無印良品の家具でまとめた部屋

インダストリアルスタイルの家具でまとめた部屋など、部屋のテーマを決めると全体がまとまって見えます。

ですが、これらの部屋で使われている家具をランダムに組み合わせると

途端にちぐはぐで、どこかしっくりこないインテリアになってしまいます。

このようにインテリアのテーマを決めることは重要で、どんなにいい家具や小物を選んでも部屋のテーマが統一されていないとなんとなくチグハグで垢抜けない部屋に見えてしまいます。

ちなみにテーマを設定するのにオススメの方法は、目標にするインテリアの画像を探してキービジュアルに設定する方法です。

そんなキービジュアルを探すのに、私のオススメのサイトはPINTERESTです。

Pinterestのリンク

このPINTERESTは、大手の画像共有サイトで、インテリアやファッションなど様々なセンスのいい画像を探すことができて、有名なインテリアデザイン事務所も、このサイトで参考画像を探していたりすることもるそうです。

国内外のおしゃれな部屋を探すことができるので、自分に合うテーマを上級者から学ぶと勉強になります。

ちなみに、テーマ決めに関してまとまった情報が見たい場合は以前のこの動画でオススメのインテリアスタイルとその特徴を紹介しましたので、気になる方はこちらもみていただければと思います。

③ ものが多すぎる

部屋がダサくなるよくある失敗の3つ目は

ものが多すぎることです

雑誌に載ってる部屋はおしゃれに見えますが、それは部屋のインテリアが統一されていることもありますが、必要以上にものを置かないこともひとつの要因になっていると思います

これは先ほど紹介したダサくなるポイントを盛り込んだ部屋ですが、ダンボール箱や出しっ放しの雑誌やシャツなどが露出して、雑然とした雰囲気になっています。

ミニマリストの方ように極端にものを減らさなくてもいいと思いますが、物を減らして、自分が決めたテイストの物に絞って部屋作りをすると

スッキリしておしゃれなインテリアをつくりやすくなります。

また見える収納と隠す収納を上手に使い分けるのもポイントになります。

こちらは、部屋を片付けてテーマやカラーを合わせたインテリアの例ですが、先ほどの部屋と比べると整った印象に見えますが、まだ少し全体がバラついた印象がします。

そのバラついて見える原因は棚に置いてあるものです。

せっかく家具の色やテーマを揃えたとしても、部屋に置いてあるもの色がバラバラだと、ごちゃごちゃして見えて、全体がちぐはぐな印象になってしまいます。

こういった場合は、隠す収納と見える収納を上手に使い分けることで改善できます。

こちらは先ほどの棚に扉付きのタイプを選んだ例ですが、見える部分と見えない部分で情報量がコントロールされまとまった印象になっています。また、これを改善するには、収納ボックスを使うのも有効です。

例えばこれはイケアのKALLAX カラックスシリーズのシェルフにそのままものを置いた例ですが、先ほどと同じように、全てが露出しているので、全体の見え方にばらつきが出てしまっています。

これを収納ボックスに入れるとこんな感じになります。

先ほどより整った印象になったのではないでしょうか?

ちなみに収納BOXを選ぶには、収納箱の色、形などを統一させることがポイントで、サイズや素材を合わせると、全体が整ってスッキリした印象になります。

収納ボックスは様々なメーカーから出ていますが、無印やイケアには安っぽく見えず頑丈な収納ケースがあるのでおすすめです。

もし部屋に置くものの中で、テーマに合わないものがあれば、棚や収納ボックスに入れるなどして外から見えないようにするといいと思います。

④ 家具のサイズがバラバラ

部屋がダサくなるよくある失敗の4つ目は

家具のサイズがバラバラなことです。

散らかってはいないけど、なんとなくスッキリしないという時は、この問題が原因かもしれません。

家具のサイズがバラバラなままレイアウトした例ですが、色やテーマを合わせて、全体を片付けたとしても棚の奥行きや高さを統一しないと、バラつきがありしっくりこない感じがします。

これを解決するには、家具の高さと奥行きを合わせることやレイアウトを工夫することがポイントです。

例えばこの部屋に、棚の高さや奥行きを合わせた家具を選んで、レイアウトを工夫するとこんな感じになります。

入り口側の見えづらいエリアに収納家具を集中して配置することで、先ほどと同じような収納量を維持しながら、まとまりがあり圧迫感を軽減してスッキリした印象になります。

また横並びで使うシェルフの高さや奥行きを揃えるには、2つ別々の家具を揃えるのではなく、同じシリーズの家具を選ぶとスッキリとまとまった印象にすることができます。

例えば、このシェルフは、イケアのBILLY ビリー シリーズの棚ですが

組み合わせによって、高さを変えられたり

扉を外してシンプルな棚として使えたり、汎用性があって自分の用途に合わせて組み合わせを変えられるのでオススメです。

ちなみに今ある家具で家具の見え方を改善するには、サイズごとの並び順がポイントになります。

収納家具がいくつかあって、それぞれ高さが違う場合は

バラバラに並べるのではなく、高さ順に並べるといいと思います。高さ順に並べることで、家具の高さのラインが滑らかになり、部屋がスッキリと見えます。

また棚の奥行きがバラバラの場合は、一番奥行きのある家具に前面を合わせて並べると、前から見たときに段差がなくなるので、スッキリして見えます。

⑤ ディスプレイがチグハグ

部屋がダサくなるよくある失敗の5つ目は

ディスプレイがチグハグなことです。

この部屋のインテリアから

家具のテーマや色をまとめて改善したとしても

ディスプレイがチグハグだと部屋全体がイマイチな印象になってしまいます。

なのでディスプレイを飾る時には、テーマや素材、色を統一することと、飾るポイントを決めることを意識しましょう。

ディスプレイも家具と同じようにテーマやカラーを決めることが重要です

例えばこういった配色のインテリアであれば

 

色は、ソファに合わせて、ホワイトのアートフレームを選んでみたり

アクセントとして、あえてブラックを選んだり、部屋とのバランスを見て選ぶのがポイントです。

また部屋のテーマに合わせてディスプレイを決めるのであれば、

モダンやインダストリアルなインテリアであれば、モノトーンの写真や抽象画を選んだり

カントリーインテリアだったら、牧歌的なディスプレイを選んだり

BOHOインテリアだったら、ボタニカルな絵画を選んだり、インテリアとマッチしたディスプレイを選ぶと部屋の統一感が増してきます。

また一箇所に力を入れて、ディスプレイをするのであれば、部屋の一番奥のコーナーを重点的に飾るのがオススメです。

部屋の印象は最初に何が見えるかで決まり、人は部屋に入った時に、無意識に一番遠いところを見ると言われています。なので視線がもっとも集まるこの部分に見せ場をつくることで、ガラッと部屋の印象が変わります。

部屋の奥に絵画やソファなど、目を引くものが置いてあると、自然とそこに目線が集まり、メリハリが生まれて、より奥行きを感じる空間になります。

すっきりした部屋が好きで、あまりものを置きたくないという方でもコーナを飾ることで、他のシンプルさを引き立ててくれる効果もあります。

三角形を意識したディスプレイ

ちなみにディスプレイのちょっとした小ネタですが、ディスプレイを飾るには三角形を意識するというインテリア業界では有名なコツがあります。

飾るものに高低差をつけて三角形に飾ると、メリハリが出るうえに、ものの個性が生きてきます。ポイントは大・中・小のアイテムを選ぶことと、三角形の構図になるように飾ることです。

これを意識しながらディスプレイを配置するとバランスが整って失敗しづらいです。

そして、この法則は小さなディスプレイだけでなく、ソファやスタンドライトなどの家具のレイアウトにも応用できます。

壁に絵画を飾る場合や植物を飾る場合も、3つを三角形に配置するとセンスよく見えるのでおすすめです。

⑥ 照明がのっぺりしている

部屋がダサくなるよくある失敗の6つ目は

照明がのっぺりしていることです

これは多くの場合、部屋をシーリングライト1灯のみで照らしていることが原因で

部屋の照明というと、天井付の丸い照明などが定番ですが、一灯で部屋全体を照らすことができるこのアイテムは便利ではありますが、空間がのっぺりとした印象になりがちです。

この問題はシーリングライトの他にもう一灯照明器具をプラスすることで解決します。

賃貸住宅などのすでに完成された部屋にシーリングライトの照明とは別に、後からでも取り入れやすい照明器具でいうとフロアライトやテーブルライト、クリップライトなどが挙げられます。

これらの照明器具をプラスして、床、壁、天井など部屋のコーナーを照明で照らすように配置して陰影をつくると奥行感が生まれ、部屋を実際よりも広く見せることができます。

また他のエリアの照度を下げることによって、その周辺に視線が集中し、他の見せたくない部分には目線が行きづらい効果もあります。

これらすべての照明器具を取り入れるのは難しいかもしれませんが、どれかひとつだけでも取り入れると、だいぶ雰囲気が変わります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、部屋がダサくなるやってしまいがちなNG例を6つ紹介しました!

インテリアは、個人の好みにもよるものなので、今のインテリアを気に入っている方はそれでいいと思いますが、

現状の自分の部屋がなんとなくしっくりこない方は、どこかに当てはまるポイントはないかチェックしてみてください!

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