LDKは家の中でも過ごす時間が長く、間取りや家具の配置によって居心地のよさや動線が変わってきます。
このLDKの中でも食事をつくるキッチンは暮らしに欠かせないものです。
ちなみにそのキッチンの種類は、いくつかありますが賃貸住宅では「対面キッチン」と「壁付けキッチン」この2つのタイプが多く
この中でも「壁付けキッチン」タイプのLDKは、カウンターがないため面積効率がよかったり、築年数が比較的古いものが多いため、家賃的にもリーズナブルなものが多いというメリットがありますが、
と悩むこともあると思います。
そこで今回は、この「壁付けキッチン」タイプのLDKにフォーカスしてレイアウトを考えていきたいと思います。
このレイアウトを紹介した動画
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レイアウト&コーディネートのポイント
家具のテイストとしては、自然な雰囲気を適度に抑えたモダンなカントリースタイルを目指して、モノトーンのカラーのカントリー家具をつかってコーディネートしています。
コーディネートアイテム
TORNVIKEN トルンヴィーケン(キッチン作業台)
NORRARYD ノッラリード(ダイニングチェア)
SKOGSTA スコグスタ(ダイニングテーブル)
MOJNA モイナ(ペンダントライト)
HEMNES ヘムネス(コレクションケース)
HEMNES ヘムネス(本棚)
HEMNES ヘムネス(TVボード)
LAUTERS ラウテルス(スタンドライト)
TÅRBÄK トールベック(ラグ)
HAVSTA ハーヴスタ(ネストテーブル)
前提とした間取り
今回ベースにするのは、こんな間取りで、LDKエリアの広さは、18帖、8.1M × 3.6Mの想定です。
このタイプはLDKの広さが18帖あるので、ある程度余裕を持ってレイアウトをすることができます。ただキッチンや窓と和室に入るための扉があるので、そこにアクセスするための動線は空けておく必要があります。
家具を配置した場合の平面図
これらの前提を踏まえて、こんな感じで家具のレイアウトと動線計画を考えてみました。
ゾーニングは、オレンジの部分をキッチンエリア、グリーンの部分をダイニングエリア、ブルーの部分をリビングエリアとしてゾーン分けしました。
レイアウト&コーディネートアイデア
まずはキッチンエリアの家具について
このレイアウトの特徴は、キッチンとリビングの間に作業台を配置して擬似的な対面カウンターをつくったことです。
これを置くことでキッチンが直接的に見えづらくなり、キッチンをあまり見せたくない場合に効果的です。
水場があるわけではないので、できることは限られますが、作業場が増えるので、料理の材料を切ったり、盛り付けをしたり、2人以上での共同作業もやりやすくなります。
ちなみにこのレイアウトでは、イケアのTORNVIKEN トルンヴィーケンを選びました。
TORNVIKEN トルンヴィーケンは、片面が2段の棚付の収納になっていて、もう一面は、カウンターになっています。
このレイアウトでは、カウンターの面をキッチン側に向けてゴミ箱を配置したり、低くなってしまうので使いづらくはなりますが、キッチンの家電の一部をカウンターの下に置いてリビング側から見えないように配置しました。
またリビング側は収納棚になるので、食器を置いたり、本などを置いたり、収納ボックスと組み合わせて、ちょっとしたものを収納しておくこともできます。
そしてダイニングエリアの家具について
ダイニングテーブルには、SKOGSTA スコグスタを選び、ダイニングチェアには、NORRARYD ノッラリードのブラックを選びました。
そしてペンダントライトには、MOJNA モイナを選び組み合わせています。
ちなみに天板と脚の色が違うテーブルを選んだ場合のポイントについて
SKOGSTA スコグスタは、天板と脚の色が異なるテーブルですが、椅子は天板の色に合わせるより、テーブルの足と同系色を選ぶことで、ひとかたまりに見えて空間に馴染んで見えます。
そしてシェルフには、HEMNES ヘムネスを選びました。
HEMNES ヘムネスはパイン無垢材を使ったシェルフで、トラディショナルなデザインなので、カントリースタイルに合わせやすいと思います。
そしてリビングエリアの家具について
ソファには、EKTORP エークトルプを選び、ラグには、TÅRBÄK トールベックを選び組み合わせました。
幾何学柄で直線的なデザインラグなので、カントリースタイルの家具の牧歌的なイメージを中和して、空間にモダンな雰囲気を追加できます。
そしてTVボードには、ダイニングエリアのシェルフと同じシリーズのHEMNES ヘムネスを選び、ローテーブルには、HAVSTA ハーヴスタ
そしてフロアライトには、LAUTERS ラウテルスを選びました。
家具をモノトーン系の配色で揃えることで、カントリースタイルの家具の自然な雰囲気を抑えてナチュラルさとモダンな雰囲気を併せ持った空間を演出できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このタイプは、かなりの広さがあり、クセも少ないので余裕を持って自由度高く家具をレイアウトすることができます。
ぜひ自分のライフスタイルにあったレイアウトやコーディネートを見つけて、インテリア選びを楽しんでください!